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これはもはやシューベルトではない。アファナシエフだ。
私は慄然たる思いで机の引出しから突如現れたその異形の物体を凝視した。

それは大小の球体を組み合わせたとしか言い様の無い姿をしており、
狂気じみた青色が純白の顔と腹部を縁取っていた。
這いずり回るような冒涜的な足音で私に近付くと、
何とも名状し難き声で私と私の子孫のおぞましき未来を語るのであった。

また、それは時空を超越した底知れぬ漆黒の深淵に通じる袋状の器官を有しており、
この世の物ならざる奇怪な装置
を取り出しては、人々を混迷に陥れるのであった。

さて、なんでしょう?(笑)

シューベルト:ピアノソナタ第19番&第20番&第21番
アファナシエフ(ヴァレリー)
コロムビアミュージックエンタテインメント (2005-12-21)
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5 死者のまなざしで見られた世界
4 「アファナシエフを聴いてみる」ためのディスク


今日の、一枚

美しい旋律に引き摺られながら、混沌を極めていく展開。
壁に向かって語りかけているような(禅問答?)
答えの出ない悲痛な問いかけ。暗闇を這いずり回っているような演奏です。
美を追いかけ過ぎるあまり、全てに対して盲目になっていく
その過程が描かれているように感じました。
、、、なんすかこの美しさ、、、
シューベルトの陰鬱美とアファナシエフの静寂が混ざり合い、
ピンと張り詰めた緊張感の闇が絶望を、簡素に、そして深く描画していきます。
投げやりに放たれる強く捻り込むようなアタックによって、
破滅へ向かおうとするのに、希望を捨てきれずに戻ってきてしまうところから、
更なる絶望の深みへ嵌まり込んでいく、、、という流れに圧倒される。
意識も所々で切れるし、「気味が悪い」とさえ思える異様な雰囲気をもつ一枚です。
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2007/10/13 22:55 | CD | クラシックピアノ | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑


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